チャート硏究舎〜アオイアラタ公式ブログ〜

値動きは自然現象。自然の中にも秩序はある。

【ドル円・ユーロドル】2022年6月17日のシナリオと前日のトレード

ドル円


方向感 上位⇧ 中期⇧ 短期⇩
※週末・BOJ、黒田発言あり
・2002年の高値のレジスタンスから木曜日は戻り売りが入って、戻り売り初動から300PIPS売られた
・5月安値からフィボナッチ38.2%の位置

売りシナリオ

①強い下降モメンタムが発生したため、戻り売り基調(タイミングは切り上げラインの下抜け、戻り目の形成を待つ、1HSMAとのランデブー)

買いシナリオ

①131.5(5月高値の裏)の到達から木曜日の安値のサポートで戻り売り候補への買い(タイミングは木曜安値付近の安値切り上げ、132.0の押し目候補)
②130.0の押し目形成待ち

ドル円前日のトレード


東京時間は戻り待ち
ロンドン時間、東京時間に検討をつけた高値の反発から売りシナリオ①を発動⇨132.5(水曜高値からのN値100%)で半分決済、5月高値の裏及びロンドン時間の下降波で引けた1時間の下降チャネルの下限で全決済。

★ポイントオブビューNo.3★
①オレンジの矢印の戻り目で売られなかった理由を考察したいと思う
1時間足のトレーダーは1時間の切り上げライン(ネックライン)を抜けたことによりした下目線に切り替えている
しかし、133.5がネックラインと見立てているトレーダーも多くいた
例えば、133.5を下に抜けていれば、ほとんどのトレーダーが目線を下に切り替えることにより、1時間足の切り上げネックラインの浅い戻り目が有力になる、今回は水曜日の陰線のちょうど適正なゾーンで転換モードとなり、売られた
②今回の値動きは以前紹介した★ポイントオブビュー★としっかり区別してほしい

ユーロドル


方向感 上位⇩ 中期⇩ 短期⇧
・週末
・5月安値での2番底にて反発した
・下降トレンドの流れにあって、年足(2017年)レベルのサポートと下降波の攻防(現在、安値を切り上げている)

売りシナリオ

①先週高値から半値戻した 2週前安値のネックラインと下降波半値付近での戻り目の形成を待つ(戻り売りが入るにしても、ある程度の時間を要す事を考慮する(前日の反発が強いので買いとの攻防がある))
②木曜日の高値の反発が強いのでこれを目安に押し目候補へ売る

買いシナリオ

①木曜日の陽線の押し目買い(タイミングは押し目形成を待つ 上位足は下降の流れにあるので、戻り目までの買いを意識するが、木曜日の陽線の勢いでそのまま上昇すれば、先週の高値を目指す動きになる)

ユーロドル前日のトレード


東京時間は4月の安値の裏で反発したところを売りシナリオ①を発動(このゾーンで売り買いするのは難しいのでリスク限定でトレード)
NY時間1.040の押し目買い候補で安値を切り上げ始めたので撤退
次いで4月安値の裏の反発から由来する下降波が水曜日の安値の切り上げを確認し、買いシナリオ①を発動⇨先週安値に届かず、手前の1.060で反発したためOUT